けんぶつざえもん

見たり読んだりしたことについて、ときどき書きます

海老名市立中央図書館に行ってきた(追記:海老名のティーンズサービス)

 タイムリーな話題ゆえか、思いのほか多くの方に閲覧していただいているらしいことに驚いています。
 YAサービスに関して少し引っかかっていたため、簡単に調べてわかった範囲のことを追記します。

 

海老名市立中央図書館へ行ってきた。 - みききしたこと。おもうこと。
http://d.hatena.ne.jp/xiao-2/20141230/1419903039
CCCになる前、2014年7月訪問のレポート。
2014年4月から"ティーンズコーナーを、児童書コーナーから奥のCDコーナーと一般書書架の間へ移動"との表示があったとのことです。

 

『第二次海老名市子ども読書活動推進計画』(H22.4)
PDF:https://webebina.ebinachu-lib-unet.ocn.ne.jp/keikaku/pdf/kodomodokusyo2.pdf
 ぐぐってたら出てきました。第三次は見つけられませんでした。5年スパンならばそろそろ次が出ていて良い頃合なのですが。さらにぐぐっていたら「平塚市子ども読書活動推進計画(第三次)」(PDF:http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/common/100070177.pdf)のp4に、海老名市について「平成24年度に図書館民間委託により子ども読書活動推進事業を休止」と書いてありました。TRCの運営開始とともに、ということのようです。 
 ちなみに、このhttp://webebina.ebinachu-lib-unet.ocn.ne.jp/keikaku/は旧図書館サイトでした。

  • p6 2 読書に親しむ機会の提供 (1)市立図書館での本との出会い ②児童・青少年サービス (ア)「ティーンズコーナー」を設け、中高生の読書活動、学習に応じられるよう、資料の充実に努めます。
  • p12 推進事業一覧のうち(2)読書に親しむ機会の提供 ①図書館での本との出会い ティーンズコーナーの設置 22年度~26年度 継続 担当:図書館
  • p16 平成19年度~21年度の実施状況として 「中高生を対象に、中央 約1500冊・有馬約1200冊を配架している」

先のブログと合わせて考えると、少なくとも昨年度まで、海老名市の中央図書館では計画に位置づけられたティーンズサービスが行われていたことがわかります。10月14日追記:H27年度からは計画の対象期間は過ぎているし、子ども読書活動推進事業が「休止」とあるので、今はもう過去とは関係ないと言ってしまえばそれまでですが。有馬はどうなっているのでしょう。

 

広報えびな平成27年10月1日号 10-11面
 ・10月1日(木)中央図書館がリニューアルオープン
 ・図書館は地域のもの(中央図書館高橋館長インタビュー)
http://www.city.ebina.kanagawa.jp/www/contents/1442454979725/index.html
中央図書館高橋館長インタビューの「こだわりの部分」
「小学校低学年くらいまでは4階で遊んで、高学年・中学生くらいになったら3階の学習室で勉強、もう少し大人になたら2階で趣味の世界を楽しみ、1階ではコミュニケーションを図る、そして地下でじっくりと本を読む」
 高学年・中学生は3階の学習室で勉強、というのはある意味では別に本とか好きじゃない小中学生の図書館利用としてはリアルなのかもしれません。館長のいう「もう少し大人になったら」というのは高校生くらいでしょうか。
 いずれにしろ、ティーンズやYAの読書活動に関しては特別な想定をしません、と言っているようなものだと思います。